KRS corporation|株式会社KRS|冷凍冷蔵設備・空調設備の設計・施工および保守

吸入圧力調整弁交換 「今年の夏の修理3」

神奈川県の食品工場です。
霜取り運転中に、止まってしまうとの修理依頼です。

霜取り運転とは?
冷蔵庫も冷凍庫も、運転中の冷却器は、常にマイナスの温度になります。
そうすると、空気中にある水蒸気が、冷却器に触れたときに凍ってしまいます。
凍った水蒸気は、氷となり冷却器に付着してしまいます。
付着した氷は、風の通りを妨げ、電熱を阻害します。
そこで、定期的に運転を止めて霜を溶かすのが、霜取り運転(デフロスト運転)です。

霜取り運転時は、電熱ヒーターや熱い冷媒ガスを使って霜を溶かします。
こちらで使用している冷凍機では、熱い冷媒ガスを使う、所謂ホットガスデフロストです。

ホットガスデフロストは、コンプレッサーからの吐出ガスを直接庫内の冷却器に送ります。
冷却器に送られたガスは、霜の状態によって、ガスや液の状態、様々な圧力でコンプレッサーに戻ります。
そのコンプレッサーを保護するために、吸入圧力調整弁が取り付けられています。

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