飲食店の厨房でよく見かける冷蔵庫
大きな扉で、ステンレス製の業務用冷蔵庫です。
大きめの冷凍機に大きな冷却器がついていて、大容量でしっかりと冷やします。
冷凍機とは、コンプレッサーと熱交換器が一緒になったもの。
本体の上にあります。
冷却器は、冷やすための熱交換器で、庫内の上部に取付けられています。
業務用と家庭用ってどう違うのかといえば、
容量と開け閉めの回数です。
業務用は、大量に仕入れた食材や、仕込んだものをたくさん保存しなければいけません。
また、仕込み中や営業中の開け閉めの回数も半端ありません。
ご家庭で1日に明ける回数と比べるとその差は歴然としていますね。
大量のものを素早く冷やすために、大きな冷凍機と冷却器が必要なんです。
さて、今回は冷媒が漏れてしまった冷却器の交換です。
食材をそのまま保存することが多い業務用の冷蔵庫では、
大量の食材から発生するガスで、冷却器に使われている銅配管が腐食し、穴が開いてしまうことがあるんです。
十円玉のような色をしていた銅配管が、真っ黒に変色してしまっています。
新しい冷却器。
腐食に耐えるように塗装が施してあります。
写真はありませんが、作業は無事終了。
今年の夏は、安心です。