記事の更新が滞っておりましたが、久しぶりに「こんな事もやっています」のご紹介です。 昨年末の施工になりますが、金属加工工場のお客様より、3Dプリンター機器の排気についてのご相談を頂きました。
小型とはいえ、業務用の機器のため、排熱はかなりの熱量になります。20畳の部屋のエアコンの暖房と同じくらいといったところでしょうか。
機器の内部からの排熱は、単独でダクトに接続して換気ファンで外に出します。負荷に合わせて、強弱の切り替えにしました。
機器の全体からも排熱しますので、左右上部に吸込口を設けたダクトを設置しました。 排気 は、 換気ファン を内部の熱用とは別に設けます。この換気ファンには、隣の部屋の別の機器の排熱も担うことになりました。換気ファンを大きなものにして、分岐したダクトにダンパーを設けて風量を調整します。スイッチはボリューム付きにして、細かい調整ができるようにしました。
吸気は隣の部屋から特に処理せずに入れています。部屋の既設エアコンでまかなえる予定ですが、夏期に暑くなるようなら、エアコンで一次処理した吸気を考えています。