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日本冷凍空調設備工業連合会の主催する、平成30年度銅管フレア加工・ろう付技術講習会に参加いたしました。

地球環境の悪化懸念に対する、フロンガス漏洩防止における対策として、我々の業界としての取り組みの一環になります。今年度は、全国の20ヶ所で行われました。今回の神奈川県が、今年度最後の講習になるそうです。

この仕事に就いて、真っ先に取得した「ガス溶接」の資格ですが、いわゆる「ろう付」の技術については、見よう見まねか、失敗を乗り越えての経験を積んでいくしかありませんでした。

今回、講習を受けることで、初めてろう材の種類における成分の違いや、融解の特性、酸素アセチレン炎の性質について細かく知ることができました。経験から感じていたものと大きな違いはなかったのですが、客観的なデータは、今後の作業に大いに役立ちそうです。

実習では、まずフレア加工を行いました。フレアツールの出し代に対する加工面の大きさの確認。フレアナットを締める際に、トルクレンチを使用した場合とモンキーレンチを使用して行った場合の違いを確認しました。最後に、出来上がった作品を水槽に沈めて、窒素ガスで加圧します。4Mpaまで加圧して漏れのないことを確認して終了です。

フレア面の大きさや傷を確認します

ろう付の実習では、ソケットやエルボを使って、上向き・水平向き・下向きのろう付を行います。さらに、実際の現場でのろう付を想定して、3方向を遮蔽して、裏側の見えない状況を鏡で確認しながら行いました。バーナーの炎のあたり方によって、母材とソケットの温度が上昇に違いができることや、その温度の違いによってろう材の浸透具合が変わってくることを体感しました。

3方向を遮蔽してのろう付実習

ろう付した作品は、電動ノコギリで切断して溶接の断面を確認します。さらに、万力で挟んで溶接面を引き剥がして確認します。バーナーの炎があたりにくい裏側など、上手く浸透していない箇所がよくわかります。

溶接面を切断して確認します

最後に、これから増えていくであろう、CO2配管のろう付を行いました。配管・ソケットともに肉厚になっていて、加熱の具合や温度の保持の感覚の違いを体感しました。

現場での経験の積み重ねが一番大事だと思いますが、こういう機会に客観的に自分の技術を見直すことはとてもいい経験になりました。


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